一般社団法人ウェルネスフード推進協会

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セミナー/イベント

2022年11月1日

『第1回 国際発酵・醸造食品産業展』『健康・未病産業展2022』開催のお知らせ

hakkoexpo.JPG

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      『同時開催』
第1回 国際発酵・醸造食品産業展
健康・未病産業展2022
2022年11月29日~12月1日
東京ビックサイト南展示棟1・2ホールにて開催

https://hakkoexpo.jp/
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11月に東京ビッグサイトで開催される2つの展示会が開催されます。
日本初となる発酵と醸造の専門展『国際発酵・醸造食品産業展』は、食品や原材料だけでなく、製造機器や研究機器、ワイン&クラフトビールの特設ゾーンも設置。
『健康・未病産業展』では健康食品から話題のサステナブルフード、睡眠改善や生活習慣病の予防に関する様々な製品・サービスが勢揃いします。
製造機器・原料・完成品を一堂に見てリアルな商談ができる、これまでにない新しい展示会をご覧いただけます。

出展社の検索はこちら(両展共通)>>>https://hakkoexpo.jp/company/

また、業界の専門家や有識者によるセミナー30本以上が同時開催され、変化の時代を勝ち抜くための最新情報をリアルに入手できます。
弊協会主催セミナーも多く開催を予定しております。

セミナーの検索・申込はこちら(両展共通)>>>https://hakkoexpo.jp/seminar/

業界最先端の情報収集及び事業推進等、お役立ていただければ幸いです。
皆様のご来場お待ち申し上げます。


第1回 国際発酵・醸造食品産業展
https://hakkoexpo.jp/

健康・未病産業展2022
https://wbjapan.jp/

■構成展
 ウェルネスフードEXPO【秋】/サステナブルフードEXPO【秋】
 コンディショニング&ストレッチEXPO【秋】/生活習慣病予防展【秋】/睡眠・疲労回復産業展【秋】
■会期:
 2022年11月29日(火)13:00-18:00
 2022年11月30日(水)10:00-18:00
 2022年12月1日(木)10:00-17:00
■会場:東京ビッグサイト南展示棟1・2ホール
■主催:展示会事務局(TSO International株式会社内)
■共催:一般社団法人ウェルネスフード推進協会
 ※第1回 国際発酵・醸造食品産業展のみ
■来場登録方法(両展共通):https://hakkoexpo.jp/visitor/
■セミナー申込(両展共通):https://hakkoexpo.jp/seminar/
 ※セミナーの申込には、事前に来場登録が必要となります。

 


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『ウェルネスフード推進協会関連セミナー一覧』
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【発酵サミット①】時間栄養学と腸内環境の最新研究
・開催日時:11月29日(火)14:00-15:30
・開催場所:セミナーC会場
・登壇者:
 >大澤俊彦 氏(愛知学院大学 心身科学部 特任教授、人間総合科学大学 特任教授)
 >柴田重信 氏(早稲田大学先進理工学部 電気・情報生命工学科 教授)
・申込:https://reg-visitor.com/seminar/list.php?md=detail&smid=2382&applybtn=1&sid=53&1666858844&id=53

時間栄養学は体内時計と食・栄養の相互作用を明らかにする学問分野であり、食や栄養が体内時計に働きかける方向性と、逆に体内時計が食や栄養の効果に働きかける方向性があります。前者の例として、朝食が末梢時計を朝型にリセットさせる仕組みや、
遅い夕食が夜型にリセットさせる仕組みがあります。
また、食事内容ではでんぷん質がブドウ糖―インスリン分泌の仕組みを介してリセットされ、水溶性食物繊維も短鎖脂肪酸の産生を通してリセットさせます。

実際、朝型の人は朝食に食物繊維をよく摂っています。後者の例として、朝食の水溶性食物繊維が便秘解消に役立ち、セカンドミール効果を介して昼食・夕食の血糖変化を穏やかにする研究があります。

一方、夕食の食物繊維は短鎖脂肪酸産生で腸内pHを酸性にすることで、カルシウム吸収を促進させる。
このように、食物繊維の摂取時間の違いによって、腸内細菌の働きが異なり、機能に差異が生まれる可能性が示唆されました。

今回は、時間栄養学と腸内環境の最新研究について語ります。

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【発酵サミット②】発酵が地球を救う。腸内細菌叢研究とフードテックの最前線
・開催日時:12月1日(木)13:00-16:30
・開催場所:セミナーB会場
・登壇者:
 >上原万里子 氏(東京農業大学 副学長 応用生物科学部・食品安全健康学科 教授)
 >堀知佐子 氏(新渡戸文化短期大学 生活学科 客員教授、株式会社菊の井 常務取締役)
 >武田猛 氏(株式会社グローバルニュートリショングループ 代表取締役)
 >大澤俊彦 氏(愛知学院大学 心身科学部 特任教授、人間総合科学大学 特任教授)
・申込:https://reg-visitor.com/seminar/list.php?md=detail&smid=2381&applybtn=1&sid=53&1667198586&id=53

①「腸内細菌により高まる植物成分の生理機能~大豆イソフラボン代謝産物を中心に〜」
東京農業大学 副学長 応用生物科学部・食品安全健康学科 教授 上原万里子氏

機能性食品因子である植物化学成分の生体調節作用には構造による強弱があり、また、その生体内利用率にも差異があらわれます。
生体内代謝を受ける際、親物質よりも代謝産物の方が高い生理機能を示すことがあり、その機能発現は腸内細菌叢や腸内細菌が作り出す腸内環境に依存しています。
大豆に含有されるイソフラボンは配糖体として存在していますが、腸管で吸収される際には糖鎖が切断されてアグリコンとなり、吸収後には抱合化反応を受けて腸肝循環するが、一連の代謝には腸内細菌が関与しています。
腸肝循環中に親物質のイソフラボンであるdaidzeinから代謝されるequolは、ホルモン依存性がん、骨粗鬆症、更年期障害、メタボリックシンドローム等に対し、高い予防効果が報告されています。
本講演では、腸内細菌によりその生理機能が高められる大豆イソフラボン代謝産物を中心に紹介します。

②「日本の基礎調味料や伝統食品で腸内環境を整える」
新渡戸文化短期大学 生活学科 客員教授/株式会社菊の井 常務取締役 堀 知佐子氏

豆や穀物を発酵させて作られる醤油・みりん・酢・酒・味噌・納豆などは日本料理に欠かせない物です。
地方伝統料理である鮒寿司・くさや・塩辛や鰹節は魚を発酵させたもので、ぬか漬けや京都のすぐき漬などは野菜の発酵食品として世界でも注目されています。
和食がユネスコに登録されてから9年が経った今でも世界が和食に関心を持ち、特に発酵が注目。
伝統的な和食と腸内環境の関係からみる、日本人の健康と、その健康食材を生かす料理を調理からの視点から見ていきます。

③「グローバルトレンドと発酵食品」
株式会社グローバルニュートリショングループ 代表取締役 武田猛氏

近年、欧米ウェルネスフード市場でも発酵食品は注目されています。その要因は「腸のウェルネス」という強力なトレンドの波に乗っているからです。
腸のウェルネスを支えている要因は、以下の9つあります(New Nutrition Business “10 Key Trends in Food, Nutrition & Health 2022“)。
・プロバイオティクスと発酵
・プレバイオティクスと食物繊維
・乳糖フリー乳製品                
・プラントベースの乳代替品        
・グレインフリー               
・新興のヤギ乳&ヒツジ乳の採用
・A2
・グルテンフリー
・FODMAPs - 科学的根拠を有するニッチ
また、「腸のウェルネス」は、他のトレンドとも密接に関連しています。
本セミナーでは、発酵食品が支持されている要因を、複数の視点から考察します。

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日本抗加齢協会合同セミナー「近未来型アンチエイジングにおけるこれからの日本食の目指す方向」

 ・開催日時:11月29日(火)16:00-17:30
 ・開催場所:セミナーC会場
 ・登壇者:森下竜一 氏(大阪大学大学院 医学系研究科 臨床遺伝子治療学)
 ・申込:https://reg-visitor.com/seminar/list.php?md=detail&smid=2383&applybtn=1&sid=53&1666858844&id=53
 
最近の研究により、100歳になっても食を含む生活習慣への介入により寿命が延伸することが明らかになりました。
特に、日本食は健康寿命の延伸に必須な要素を多く含んでおり期待されます。
2015年から開始された機能性表示食品では、農作物の生鮮食品も表示が可能であり、日常生活への活用が期待できます。
2025大阪関西万博では大阪ヘルスケアパビリオンが出展されることになっており、2050年のミライのオオサカを展示する予定。
近未来型アンチエイジングライフがどのようなものか、そして食の役割はなにか、について紹介します。

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Well-being 視点から見た食による予防医学

 ・開催日時:11月30日(水)11:00-12:30
 ・開催場所:セミナーC会場
 ・登壇者:矢澤一良 氏(早稲田大学 ナノ・ライフ創新研究機構 規範科学総合研究所 ヘルスフード科学部門 部門長)
 ・申込:https://reg-visitor.com/seminar/list.php?md=detail&smid=2384&applybtn=1&sid=53&1666859327&id=53

 感染症対策とフレイル予防が緊急かつ重要な課題と急速になって来ています。
 環境や生活の変化や多様性に対する対応が求められる時代となり、健康かつ幸福感を定義とする「Well-being」の考え方が急速に広まっています。
 改めてWell-being視点からの食品・栄養と予防医学について考え、今後の方向性を提案します。

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食と栄養を通した健康寿命延伸とジェロサイエンス研究との接点とは?

 ・開催日時:11月30日(水)13:00-14:30
 ・開催場所:セミナーC会場
 ・登壇者:丸山光生 氏(国立長寿医療研究センター研究所 ジェロサイエンス研究センター長、名古屋大学大学院医学研究科 老化基礎科学連携講座 教授)
 ・申込:https://reg-visitor.com/seminar/list.php?md=detail&smid=2385&applybtn=1&sid=53&1666860857&id=53

「2022年9月にわが国の100歳以上の高齢者が9万人を越えた」というニュースを耳にして、人生100年時代を実感された方も多いことでしょう。
同時に充実した人生に欠かせないのが健康であることで、健康寿命100年時代を目指して考える健康長寿の秘訣には、規則正しい食生活と腹八分目の「栄養」、適度で習慣的な「運動」、ストレスの少ない環境での「コミュケーション」の充実とバランスが大事です。

一方で、老化研究そのものもこうした百寿者の増加に伴って進化を続けています。
これまで様々な生物で進められてきた寿命や老化のメカニズムの基礎研究によって蓄積されたエビデンスを人間に応用できる、よりヒトに近づけた老年科学としてジェロサイエンスが生まれました。

今回はこのジェロサインス研究の視点で「健康長寿に導いてくれる、元気な高齢者が活躍できる社会を持続できる食・栄養 とは何か?」を考えてみます。

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生鮮食品を含む機能性表示食品制度への期待と今後の展望

 ・開催日時:11月30日(水)15:00-16:30
 ・開催場所:セミナーC会場
 ・登壇者:
 >橋本正史 氏(一般社団法人健康食品産業協議会 会長)
 >西尾暁 氏(農林水産省輸出・国際局輸出企画課 輸出戦略実行チーム長 連携推進調査官)
 ・申込:https://reg-visitor.com/seminar/list.php?md=detail&smid=2386&applybtn=1&sid=53&1666860857&id=53

 2025年にヘルスケア産業の市場規模33兆円規模のうち、健康増進に働きかけるものが2025年の推計で12.5兆円、 さらにインテージ社の報告によると、2021年の日本の健康食品・サプリメント市場は既に1兆3700億円です。

 その中において機能性表示食品の受理件数は累計で5,000件を超え、活況を呈していますが、 機能性表示食品制度の特長の一つとして生鮮食品も含まれていることがあります。

 生鮮食品ならではの課題はあるものの、今後成長が期待できます。
 機能性表示食品制度をサステーナブルに成長させていくためにはどんな課題があり、それらを克服する具体的な方法が考えられるのか。
 日本の機能性表示食品は海外からの注目度も高く、円安が進む中で、国内だけの需要を考えるのではなく、 海外戦略も視野に入れた商品開発が求められてくるものと考えています。

 以上のような状況を踏まえ、健康食品業界が向かうべき方向性について、行政そして事業者の視点から議論したいと思います。

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